音大生活

音大のレッスンはコロナの影響でどうなった??現役音大生が現状を語ります

コロナ騒動が始まって早半年、まだまだ長引きそうですね……

音大生や音大を目指す人に
とってすごく大事なレッスンや対面の実技授業、
現在の実態が気になる人も多いと思います。

そこで今回は、コロナの影響でレッスンや授業がどう変わったか
また来年の予定などについて、わかる範囲で書いていきたいと思います!

コロナの影響でレッスンはどう変わった?

オンラインレッスンと対面レッスン

やっぱり1番気になるのはレッスンの形式<ですよね。 私の大学では前期は殆どオンラインレッスンでした!

オンラインレッスンは、zoomやSkypeのビデオ通話でやります。大学を通してと言うよりは、先生との個人的なやり取りでやり方を指定される感じでした(●︎´▽︎`●︎)

でもやっぱりオンラインだと音質やラグの問題で快適なレッスンとは言い難いですね……
私の先生は結構一緒に弾いてくださるタイプなのですが、
オンラインだとラグがあるので一緒には弾けません。

これからオンラインレッスンの受講を考えている方は、
大きな画面のパソコンやタブレットなどを用意することをおすすめします!

スマホでも受けられますが、
画面が小さいので先生の動きが分かりづらかったです(´・ω・`)

音質ももちろん悪くはなるのですが、
音響にこだわろうと思うとお金が無限にかかるので(笑)
とりあえずは画面の大きさを重視しましょう(*`・ω・´)

ちなみにオンラインレッスンが活かせるレベルとしては、
中級くらいの方におすすめです!

初心者はやはり対面で手取り足取り教わった方が早く伸びますし、
余計な癖が付く心配を減らせます。

逆に上級者になってくると、
細かいニュアンスが伝わり辛いのでオンラインはおすすめできません……💦

現在は大学にもよりますが、
対面レッスンも増えているみたいです。
私のところも対面になりました!

コロナ対策のポイント

・建物の入口で検温
・比較的大きめの部屋で2-3m以上先生との距離を開ける
・マスクの着用
・部屋に入る前に手を洗う、消毒する
・レッスンの初めと終わりには換気

やっぱりオンラインに比べると対面の方が何倍も快適ですね〜🌸

現在はスズキメソードやヤマハなどの音楽教室も
対面でレッスンを再開しているところが多いです。

ですので来年入学の新入生は、おそらく対面でのレッスンになると思います!
頻度は基本的に、オンラインでも対面でも変わらず週一回ですね。

ちなみに単位も変わらず取れるので安心です!
大学のシステムとしては、「年間何回以上レッスンを受ける」と決まっているところが多く、それ以上の回数を受けて試験に合格すれば単位は貰えます!
心配な方はついている先生に聞いてみてください♪

私の大学ではレッスン以外の授業も対面が増えてきているので、
来年の新入生は4月から登校できる可能性が高いです!

なので安心して音大に入ってきてくださいね(´˘`*)

それまでにはワクチンなどが流通していることを願います……

音大のコロナ対策!三密を避けたレッスンと授業

あと大学生活で気になることといえば、コロナ対策ですよね。
私の大学でも一般的なコロナ対策が行われています!

1で書いた通りレッスンでの対策や、
対面授業でのコロナ対策も考えられています。

例えばレッスン以外だと、対面ではソルフェージュの授業ですね。
先生の話によると、コロナ対策マニュアルがあるらしいです(´°ω°`)

以下のようなことが決められています。細かいですね〜

・授業中30分ごとの換気
・歌の時間の制限(新曲視唱などです)
・希望者はオンラインで受講も可
・教室ごとにソーシャルディスタンスを保てる定員を決める
・席の間は空ける、消毒する
・全員マスク着用
・プリントは1人ずつ配る
・授業によっては履修制限の定員を設ける

上記の通り、対面が始まりましたが
手続きをすればオンラインでライブ授業のように受けることも可能です!

実技試験の際は消毒を徹底したり、
練習室の貸出に制限を設けたりなどの対応もしていました。

また、一般的なコロナ対策ももちろんやっています!
校舎に入る前の検温や消毒、マスク着用などなど。

また英語や国語、音楽史などの座学のみの授業はまだオンラインが多いです。
対面の授業は和声法、ソルフェージュなどピアノを使ったり声を出したりする授業ですね。

音大では実技系授業が多いため、対面を増やしている大学もありますが、
芸大はまだレッスン以外殆どオンラインだったりと、学校によって大きく違うみたいです……

来年の新一年生はどうなる?今年卒業の四回生は?

これは正直、コロナが今後どうなるかで大きく変わる部分だと思います。

ワクチンなどが出来て収まっていけば対面での授業やレッスン、式典なども出来ますが、
このまま収まらなければオンラインで行うことが多くなるでしょう……(´・_・`)

来年の新一年生はどうなる?

でも来年度の1年生はいい事もあります!
今回のバタバタで、先生や大学がオンラインでの対応に慣れているという点です。
私たちは今年度の4月、殆ど何もせずに終わりましたが(泣)、
新一年生はスムーズに履修登録や授業を始められると思います✨

オンライン多めの場合の形式としては、レッスンや実技教科だけ対面、
一般教科はオンラインという今と同じ形式になりそうです。

コロナが収束すればこの限りでは無いと思います!
もしかしたら入学式などもオンラインで行う大学もあるかもしれませんねΣ( ºωº )

ただ前述の通りコロナがどうなるのか分からないのと、
大学によって今の段階でも大きく対応が違うので、
ギリギリにならないと分からないというのが本音です。

学校側の発表もギリギリまで良い方法を模索するので遅くなりがちですし、
今年度もギリギリ発表のことが多々ありました……

新一年生のスタートが少しでも良くあることを願っています🌸

今年卒業の四回生は?

さて、話は変わって大学四年生ですが、
こちらは通常通り卒業という形になりそうです。

卒業に必要な単位などはオンライン授業の受講で変わらず取れるので、
コロナによる不確定要素は卒業式の実施くらいでしょうか。

履修制限がある科目も、卒業が関わる4回生を優先的に入れ、
残りの枠を抽選という形だったので心配ないですね(*`・ω・´)

就職活動はどうなの?

就職活動については、音大では学校によってガイダンスなどを実施しています。
私の大学では、夏休み前〜夏休み中に
就職についてのサポート講座のようなものがオンラインでありました!

コロナで就職活動は難しい時期ですが、
大学からのサポートは変わらず受けられるみたいです。

また音大生の卒業後の進路としては、院や外国への留学も多いです。
院試に関しては、どこもだいたい普段通りに実施しているみたいです。
(ほとんどが実技試験なのでコロナで何かある、という感じでもないですね)

ただ留学に関しては、
まだ世界的にコロナが収まったとは言えないので難しいかとは思います……
留学を希望する際は、コロナが収まるのを待つしかなさそうです(´・ω・`)

まとめ

ここまでコロナの対応やこれからの予想について書いてきました!

まとめると、歌ったり弾いたりが多い音大では、
より細かいマニュアルなどにそったコロナ対策が行われています。

そしてその対策に沿った形で、
実技系の授業やレッスンは少しずつ対面になっているみたいです。(これは学校にもよりますが…)

また進級、卒業に困らないような体制も整えられていて、
オンラインでも必要な授業を取れば進級・卒業ができるようになっています✨

来年の1年生はおそらく、対面とオンラインを組み合わせた形の授業スケジュールになると思います。
もちろんコロナが収束すれば元通りになるので、収束することを願いますが……

体制が確立されているので、今年よりスムーズに色々なことが進められるのは間違いないです!
今年音大受験などを考えている方は参考にしてみてください♪


バイオリンランキング